ピッキング
安定感のあるピッキングが欲しくてピック弾きの練習方法をガチで考え直してみた
最近は会社の昼休みにクロマチックトレーニングを行うのが日課になっています。クロマチックトレーニングとはあれです。下図の様なトレーニング用のフレーズです。
このトレーニングはフルピッキングで行います。私の課題はピッキングです。フィンガリングはまだまだ頑張れそうなのですがピッキングが追いつきません。そんなわけでピッキングを見直してみる事にします。
とは言え時間を持て余していた若い頃にピッキングの練習は散々やってきまして、結局当時も今と同じ壁にぶつかっていました。そして社会人である今の私に昔ほど練習に割ける時間はありません。なので昔と同じ練習をしても過去の自分を超えられないことは確実です。なんかそれも悔しいので一旦今までの固定概念を捨てて、それを覆すような練習がこそが必要なのでは?と考えているしだいです。
ピッキングフォームの見直し
まずはフォームです。ピッキングフォームは大きく分けると下記3種類のフォームに分類できます。
- 腕の振り
- 手首の振り
- 指の振り?
それぞれのピッキングフォームはサウンドの個性が異なります。腕の振りはエッジが結構たってる感じで、手首の振りは腕ほどはありませんがエッジがたっており、指の振りは弦とピックが擦れたような感じの音が特徴です。
最小限の振り幅を目指す
とりあえず今回はフォームのこだわりは一旦捨てて、最小限の振り幅でピッキングすることのみを目指します。ロスを減らすためです。
プランティングを取り入れてみる
振り幅を狭めるためにクラシックギターのプランティングを応用してみる事にしました。プランティングとは弦を弾く前に指を待機させておくテクニックのことです。
ピック弾きに置き換えると弾く前にピックを弦に当てておくってことです。これをオルタネイトで行います。ダウンピッキング後アップピッキングで弦に触れアップピッキング後ダウンピッキングで弦に触れます。
おそらくこれで同一弦に対する最小限の振り幅の感覚は身につくはずです。参考までに動画を載せておきます。
動画はまだまだ振り幅があまいですね!もっと精進します。
弦移動の問題
プランティングで同一弦に対する問題はある程度解決できるとは思いますが、弦移動はまた別の話です。
エコノミーピッキングなども検討しましたが、スキッピングには対応できません。もう一思案が必要です。
右手を固定しない
弦移動については試行錯誤の結果、右手を固定しない方法をチョイスしました。とても不安定な状態なので最初はまともに弾くことができませんでしたが、慣れてくると案外しっくりきました。感覚的にはピックの振りを腕でコントロールして弦に当てている感じです。
ブリッジミュートなど右手を使うテクニックもあるので、最終的にはブリッジ近辺で固定した方法に切り替えるつもりですが、練習はこれで行こうかなぁと思っています。この練習をウォーミングアップ代わりに行うとすごくピッキングがスムーズで速くできるからです。
色々試した副産物ですかね。フォームはまだ完成しておりませんが、色々試している効果は演奏になる反映されている印象です。
未完成だが一定の効果はある
先程も申しました通り結論から言うとまだフォームは完成しておりません。そんな中途半端な状態で記事にして申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、それでもフォームを見直した効果はありました。
この練習をはじめるまでは180のテンポでオルタネイトするのがキツかったのですが、180では少し余裕が出てきました。それが日々の練習をの成果なのかこの練習をのおかげなのかはもう少し検証してみないとわかりませんが、同じようなお悩みをお持ちの方は是非一度トライしてみて下さい。
最後にこのピッキングをプランティングオルタネイトと呼称することにします。絶対流行る!