ギターテクニック

弾けたらカッコいいギタースラップはじめました!

ギタースラップ

2019.02.08

最近ギタースラップをはじめました。弾けたらめちゃめちゃカッコいいので自分のことながら弾けるようになるのが楽しみです。バンド現役時代はベーシストがスラップバリバリだったのでベースでのスラップはちょこちょこ練習していました。でもギターでやると違いますね!弦幅も違いますし、全くの別物でした!

ギタースラップとベーススラップは別物

ギタースラップもベーススラップも基本的には同じなのですが、練習していくうちに、これは別物って考えた方が早く弾けるようになるなぁと思いはじめました。最大の理由はベースほどスナップが必要ないからです。最大でない理由は前述の通り弦幅が狭いので親指も人差し指も入りにくいことです。

ベースほどスナップを必要としない

ギタースラップを練習しはじめた当初はベースばりにスナップをきかせてベンベン弦を弾いていました。でもそれをすると指弾き用に伸ばしている爪の間に弦が入ったり、爪と指のきわが痛かったり、ゴールまでの道のりが果てしなく遠く感じました。まぁそれでもスラップやってみたいので根性で練習していたわけです。でも、あまりにも指が痛いので軽くオルタネイトピッキングするような感じで弾いてみました。
「あれ?・・・・・・なんかそれっぽい・・・・」
なんということでしょう!
軽く弾いただけなのにスラップのそれっぽい音を出すことができました!

ギタースラップのサムピング(サム)

ギタースラップのサムもベースと同じく大きく分けると2種類あります。

  • ダウンサムピング
  • アップサムピング

です。

比較的簡単なのはダウンサムピングだけでさばいてしまう方法です。これをダウンアップでやるとなかなか難しくなります。しかしギタースラップのサムはベースよりも力を抜いてできますので、親指でオルタネイトピッキングをやるような感覚でなんとなくそれっぽい音になるのが救いです。私自身がまだギタースラップ入門中なので偉そうなことは言えませんがまずは、それっぽい音が出なくても力を抜いてサムで弾いて動きを体に覚えさせてからアクセントをつけて行く方が良いのでは?と思います。

ダウンサムピング

ダウンサムピングはダウンピッキングのように親指を弦に叩きつけて音を鳴らします。まずは力を抜いてコントロールに注力することをおすすめします。あんまり力んでしまうと爪と指の間に弦が入って痛いことになります。

ダウンサムピング実例

ダウンサムピングで簡単なフレーズを弾いてみました。

アップサムピング

アップサムピングはダウンサムピングの返しで親指を弦に引っ掛けて音をならします。力んでしまうと爪と指の間に弦が入って痛いことになってしまうのは同じです。ダウンより力抜き気味でもそれっぽい音がなるので、こちらもまずは力を抜いて動きを覚えることに注力することをおすすめします。

アップサムピング実例

アップサムピングも交えた実例を弾いてみました。

サムピングはスラップの基本

スラップはサムピングで鳴らす音のが多いのでスラップの基本はサムピングと言えます。特にギタースラップの場合、サムピングだけでプルっぽい音も出せますので、サムピングと後述するゴーストだけでかっちょいいフレーズが弾けます。

ギタースラップのプラッキング(プル)

プルは人差し指や中指を弦に引っ掛けて弾く奏法です。まぁギタースラップのプルはとにかく指が入りにくいので、結構練習しないとリズムの気持ちいいところに入れれないと思います。オクターブの単純なフレーズで練習するのが基本だとは思いますが、5度も組み込んでおいた方が得策だと思います。

プルは組み合わせがポイント

プルはサムと違いプルだけでさばいてしまう事はまぁありません。大半はサムとの組み合わせで使います。フレーズの大半をサムで構成し、絶妙に気持ちいいポイントにプルが入るとカッコいいです。

なのでプルの練習はプル単体で行わず、サムと組み合わせて練習した方が効果的です。とくにダウン、アップサム、プルみたいな組み合わせは慣れるまでに時間もかかるので、ゆっくりでも良いので早い段階から取り入れることをおすすめします。

ゴーストノート

ゴーストは実音じゃないカッティングで言うブラッシングの役目です。スラップはサム、プルに目が行きがちですが、ゴーストを入れないとノペっとしたリズムになってしまうので、ゴーストの役割は地味に重要です。

ゴーストは右手でも左手でも出来るようにする

ゴーストは右手でも左手でもやります。私の場合は左手でパタパタ弦を叩いたり、サムでやります。プルでもできた方が理想的だと思いますが難しいです・・・・・・あと頭で考えながらやってしまうと追いつかないので手グセ的に覚えてしまうのもいいかもしれません。

まとめ

本格的にギタースラップに取り組んだのは最近なので、まだまだこれから気付くことがたくさんあるとは思いますが、現時点で感じたことなどをまとめてみました。最後の現状の動画をアップしておきます。

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