ギター考察
ギターのブランクについて
ギターに夢中になっている頃は絶対やめない!だから自分にブランクなんか関係ないと思っていましたが、そんな私も一度ギターをやめてしまいブランクありのギタリストになってしまいました。12、3年ほどやめていました。ギターは手放さなかったので年に数回程度、触ったりする事はありましたが、ほんの数分ゴードをジャカジャカするぐらいでした。
ブランクの影響
そして昨年、本格的にギターを再開したわけなんですがブランクの影響は相当なものでした。指が思ったように動かないのは当たり前として、タイム感の喪失がヤバいです。良い時の自分を知っているだけに、もどかしい気持ちでいっぱいになります。
イメージとプライドが邪魔して
1番厄介なのがイメージとプライドです。もう戻れない当時のイメージが私を基礎練習から遠ざけます。再開してすぐに基礎練習を行うべきだったと思いますが、そんなまどろっこしいこと出来るかぁ〜とプライドが全力で邪魔しやがります。そして知識だけはあるので工夫で何とかならないものかと遠回りをします。
そして自分を誤魔化せないことに気付きます。ブランクも長くなってしまうと色んなところがリセットされていて、結局最初からやり直した方が早いと思います。全くの初心者より指も動くし知識もあるのが逆に言えばタチが悪いです。
ブランクありギタリストの心構え
前述の通りブランクありギタリストは初心者よりも習熟に苦労する場合がありますが、心構えで随分変わってきますので私の経験則から共有したいと思います。
過去の状態に戻すイメージは捨てる
過去の自分に戻すってイメージは捨てた方が良いです。再開したその日から新しいギタリストとして生まれ変わったんだ思い、謙虚な気持ちで入門し直した方が好結果が出ると思われます。
知識は力だがインプットを忘れてはダメ
ケースバイケースですが知識は有効に活用できます。しかし休止期間が長いとモノによっては常識が変わっていますので、インプットを怠るのは危険です。
メトロノームを徹底してリズム感を養う
復帰した時に感じた技術的な衰えNO1はリズムです。これはクリック無しでギターは弾かないぜ!っていきおいで徹底しないと恥ずかしい演奏を披露することになります。練習でそこそこ指が動くようになってもリズムだけは別です。マニアックな裏打ちの練習まではしなくても、クリックにきっちり合わせて練習することをおすすめします。
まとめ
ギターのブランクについてまとめるとこうです。
- どこまで初心に帰ってやり直せるかで上達速度が変わる
- 過去の自分を取り戻そうとするのは間違い
ギターは1日空けると一週間分は下手になるって説を聞いたことがあります。もし本当ならやっぱやり直しですよね!
同じような境遇のギタリストの方々の参考になれは幸いです。