ギター考察
ギター上達メソッドを音楽的アプローチ以外で考えてみた
ギター演奏は音の表情、リズム、そして指を動かす動作にカテゴライズできます。音の表情やリズムに関しては音楽的要素を排除することはできませんが、指を動かす動作だけは別です。私は以前から指を動かす動作に関しては音楽的なアプローチよりもスポーツ的なアプローチの方が当てはまるのでは?考えていました。
ギターの運指はスポーツだ!
指を動かす動作をスポーツだと捉えるのならば運指を「身体に覚えこませる」ことが重要になります。筋肉には動作を記憶する機能はありません。脳が記憶しています。専門家ではありませんので難しいことは割愛しますが、脳の命令系統を開拓することが身体に覚えこませることだそうです。
反復練習が効果的
脳に運指の動作を記憶させるのに効果的なのが反復練習です。反復練習で脳が動作を記憶し、睡眠によって定着します。ギターを練習していて「うまく弾けなかったのに次の日になったらなんか弾けちゃった!」みたいな経験をしたことはありませんか?それの正体がこれです。これを偶発的ではなく意図的に行えば効率的にギターが上達できるのではないのしょうか。
超スロー練習で理想的なフォームのインプット
反復練習したものは良い動作も悪い動作も記憶され定着します。なるべくなら悪いフォームで定着させない方が効率的ですね。教室で習えばその辺は安心ですが、独学の場合はここに関しては遠回りする覚悟が必要かもしれません。フォームの定着に、速度は必要ありません。力が入って変な癖がつかないように超スローテンポで反復練習を行うことをおすすめします。
変化は脳の刺激に
またまた難しいことは割愛しますが、脳を鍛えるにはストレスらしいです。胃が痛くなるようなアレじゃなくて、変化などです。いったん覚えたフレーズを違う運指でやってみるとかは脳にとってはストレスになり刺激を与えることになりますので、脳が鍛えられます。脳を鍛えることがギター上達に直結しているかは置いといて、間接的には上達につながると思われます。そう思うと変な癖の修正も慣れ親しんだやり方を変える「変化」になりますので、案外遠回りでもないのかもしれません。
ギターは脳で弾く!
つまり効率よく運指トレーニングを行うには脳で弾く意識ですよね!
- 変化を与える
- 反復練習
- 睡眠
- 良いイメージをもつ
上に挙げたポイントをおさえることによって、効率よくギターが上達できるのではないでしょうか。変化を与えるためには沢山の曲を覚えるのが効果的かつ実用的です。良いイメージをもって練習に取り組むことも脳マターで考えると重要ですね!筋トレの効率化なんかで理想のボディーをイメージしている人といない人では仕上がりが変わっちゃうってアレです。
この記事で挙げた例は仮説です。今私自身で検証していますが、私だけの経験では信用に足る検証結果にはなりません。参考程度にとどめておいていただくか、検証にご協力お願いいたします。