ギター考察
持ち替え派ギタリスト必見!ナット幅で変わる弾きやすさ
最近はエレガット、フルアコ、エレキを弾き分けて使っている雑食系ギタリストのNaruです。指弾きです!もともとはピック弾きのエレキ一辺倒なギタリストでしたので持ち替えなんか意識したことはありませんでした。しかし音楽の活動形態がかわり、プレイスタイルがかわり、もっぱら持ち替え派ギタリストになってしまいました。
持ち替えのボトルネックは指弾きだった
以前のプレイスタイルでも全く持ち替えがなかったわけではありません。曲によってはアコギを奏でたりすることはありました。ピック弾きです!でもクラシックギターをやりはじめてからプレイスタイルが変わりギター持ち替えの違和感をすごく感じるようになりました。まぁ指弾き自体、初心者だしクラギのナイロン弦と鉄弦だし慣れてないせいなんだろうなぁ〜としばらくは思っていました。
エレガットの試奏で原因が特定
新しく購入を検討していたエレガットの試奏時に原因が特定できました。
「ナイロン弦なのになんでこんなに違和感が!?」
スペックも私のクラシックギターより上で、手にとってみた感じのコンディションもちゃんと調整されている良いギターなのに何故か弾きにくい・・・・・
「指が入りにくい・・・・・・」
「・・・・・・・」
「あっ!」
てな感じです。私が試奏していたNTX700は通常のクラシックギターよりもナット幅が狭めで指が入りにくかったのです。
クラシックギターのすげー太いネックでもフィンガリングはほとんど気にならなかったのですが、指弾きの指が入りにくいのは盲点でした。わたしのカラダはすっかりクラシックギターに慣れきっていたのです。
どちらにアジャストするのか
原因がわかったのでどちらにアジャストするか考えます。指弾きの場合、幅広ナットのほうが色々とメリットがあるように感じます。
- 指が入りやすい
- 他の弦に干渉しにくい
私が考えるメリットをサクッと分類すると上記の通りです。
しかしクラシックギターのようなナット幅のエレキなんてありませんし、今所有しているエレキも超お気に入りです。それにプロのクラシック奏者を目指しているわけではない・・・・・
ナイロン弦の音色やクラシックギターの曲はエレガットでも楽しめるのでナット幅の狭いエレガットをチョイスしてアジャストする事にしました。
今ではすっかり幅狭のナットにも慣れて持ち替えライフを堪能しています。
持ち替えのギター選びはナット幅にも注目してみる
私のように持ち替えを前提としたギター選びの場合はナット幅にも注目してみるのもいいかもしれませんね。ギターはギター業界の中では安いものでも一般的には高価なものなので、買ったけどなんか弾きにくいから弾かない・・・・じゃ勿体無いですもんね。慣れてしまえばナット幅が広かろうが狭かろうがあんまり関係ないようにも思いますので、持ち替えるギターの中でかけ離れた幅でなければ大丈夫だと思います。もっと指弾きの上手い人ならそれすら関係ないのかもしれませんが・・・・
まとめ
まとめるとこうです。
持ち替えを前提としている場合はそれぞれのギターでナット幅がかけ離れたものにしない方が無難!
という結論にたどり着きました。クラギからナット幅の狭いエレガットにしてから他のギターとの違和感はなくなりました。たまにクラギを弾くと違和感がありますが、広いほうから狭い方に行くよりもミスタッチは少ない感じなので私には正しい選択でした。