ギター考察

ギター独学の壁を突破するには?

壁

2018.12.04

2019.02.11

ギターと真剣に向き合えば習いに行ってても独学でも大抵の場合は壁にぶつかります。習いに行っていれば先生から適切なアドバイスをもらえるでしょうから壁を乗り越える難易度は独学よりも下がると思います。もしかしたら先生も同じ壁にぶつかった同志かも知れません。

ギター独学の壁は時間効率

私が考える独学の壁は時間効率です。独学の場合、的確なアドバイスをしてくれる第三者がいないので同じことをしていても習熟に時間がかかります。もっと言えば体系立てられたカリキュラムをこなしてきていない場合は時間を重ねれば重ねるほど時間効率が落ちてくる可能性が高まります。

可能性なので全ての人に当てはまるわけではありません。独学でも計画立てて体系的に学ぶことはできますし、的確に壁の正体を見抜き対策をたててれる方もいると思います。

練習の時間効率を良くするには?

ギター練習の時間効率を良くするにはやはり体系立てられた練習がベストだと思います。急がば回れじゃないですが基礎からはじめてレベルにあった課題曲をいくつもこなして行くセオリー通りでいいと思います。楽しいか楽しくないかは別です。好きでギターを弾いていても興味のないフレーズや曲を練習するのはなかなか退屈ですので・・・・

なぜ体系立てられた練習が必要なのか?

ギターの練習は大きく分けると下記の3つに分類できます。

  • 上達するための練習
  • 覚えるための練習
  • 忘れないための練習

独学で基礎やレベルにあった課題曲をこなしていない場合、年月を重ねれば重ねるほど忘れないための練習に費やす時間が増え停滞期が長くなるのでは?と考えます。何故かと言うと関連付けされた練習を必ずしもやっているとは限らないからです。

関連付けられた練習を数多くこなせばそれだけ反復して一つの事に多くの時間を費やしている事になりますので、記憶に残りやすいです。しかし、関連性のない練習ばかりこなしていると一つの事に割ける時間がそれだけ減りますので記憶に残りにくいものになります。

練習フレーズ、スケール、課題曲。
コレらの関連性は時間効率を図る上では非常に大切です。私もずっと独学でコレに気付いてから練習の関連付けをめちゃめちゃ意識するようになりました。練習フレーズは暗譜している曲とスケールを合わせるなどしています。

それでも自由に練習したいなら?

それでも無理を通して我流で練習する場合、どこかで時間配分に無理がでてきます。

時間割を立てて計画的に行う

そんな時は時間割を作ることがおすすめです。大人になると時間割を使う習慣はなくなってしまうかも知れませんが、時間を効率よく使うには有効な手段です。

時間を細かく割って集中力維持

練習の効果は当然集中した方が高いです。しかし集中力を長時間維持するのは困難なので、時間割はなるべく短くきって短い休憩や自由時間を挟むと良いでしょう。私の場合は25分課題をこなし5分休憩を1セットにして時間割をこなしています。この時間の使い方はポモドーロテクニックと呼ばれていて業務効率化などにも用いられます。

まとめ

冒頭で独学の壁は時間効率と言いましたがもっと本質的には「気付き」だと思います。独学の場合「気付き」を得る機会が習いに行っている人よりも少ないのが問題です。独学でも演奏をアウトプットすることや他のギタリストと交流することで気付きを得る機会を増やすことができます。ネットで情報を探すのも一つの手ですね!

向上心をもって能動的に動けるのなら独学の壁はたやすく突破できるかもしれません。とにもかくにも効率が上がらないと感じたら疑問をもって解決に動き出すことが大切です。

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