ギター考察

大人になってギターを再開した時の活動形態

ミニアンプとキーボード

2019.05.29

若い頃にバンドでギターをやっていて大人になってからまたギターが弾きたくなった!でもバンドを組むのは現実的に厳しそうだし、ダラダラ弾いてるだけじゃ楽しめないし・・・・そんな想いを抱えている元ギタリストの方は沢山いらっしゃるのではないでしょうか?私もそのうちの1人でした。

私が活動していた時代は演奏を聴いてもらうためにはライブ、より多くの方に聴いてもらうにはライブの動員を増やすか、メジャーデビューする選択肢しかありませんでした。非常に高いハードルです。

大きく変わった活動環境

しかし今は違います。YouTubeやTwitter、InstagramなどのSNSで気軽に音源を聴いてもらうことが可能だからです。環境があればライブ配信も可能です。音楽活動に対するハードルがぐっと下がった印象です。バンドメンバーを集めなくても、それらを活用すればギタリストとしてソロ活動することも出来ます。

ちなみにTwitterに投稿した私の動画でも評価の高いものだと数千回は再生されています。何回ライブやればそんな人数に聴いてもらえるんだろう・・・・って数値もSNSならではです。

機材の変化

活動環境が変われば機材も変わります。ホールで大音量を出すパワーのある機材よりも、小さくて取り回しの良い機材が重宝します。自宅で大型アンプを鳴らせる環境を整えるのは大変ですし・・・でも小型アンプならそこのハードルは下がります。

アンプシミュレーターという選択肢

小型アンプでも厳しいって方にはオーディオインターフェース+アンプシミュレーター+ヘッドホンがおすすめです。私が現役だった時代はヘッドホンで聴くギターの音って・・・・それはもう残念なものでした。

でも今は違います!

アンプシミュレーターで作られる音はすごいですよ!当時は真空管とか色々こだわりがありましたが、もうアンプシミュレーターだけでいいかなぁと思っています。スマホやタブレットにも対応していて、実機をいじるような感じで直感的に音作りができます。音作りが楽しくなり過ぎて練習が疎かになってしまうほどです。だもんで機材に関しては完全に固定観念を捨てることをおすすめします。

情報量の変化

私の中で最も変わったものは情報量だと思います。私がギターはじめた時代はちょっとした練習フレーズを覚えるにも本屋さんや楽器屋さんに足を運びスコアを購入しなければダメでした。音源も付いてませんので、フレーズの当たり外れも多かったですし、似たようなリックを重複して購入することもありました。

しかし今はネットで検索すれば、練習したいフレーズが山のように出てきます。模範演奏の動画なんかもあったりします。そしてそれが大半は無償で提供されているところが恐ろしいです。

質も量も揃っていますので、情報の引き出し方さえ間違わなければ、それだけでナイスなギタリストになれると思います。

まとめ

ギターを楽しむ土壌が昔に比べたら随分変化しましたので、バンドをやらなくてもライブをやらなくても、かなり楽しめるようになったと思います。良い演奏を発信していればSNSで反応もしてくれますので、モチベーションに繋がると思われます。

いや〜まさか40代半ばになってこんなにもギターにどハマりするとは思ってませんでした。

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