音楽理論と練習方法
作曲やアレンジが捗るCメジャースケールのチャーチモードとは
ツイッターでチャーチモードについて呟いたとき「なにそれ?」的なリプがありました。私も最初はなにそれ?でした。そんなチャーチモードですが覚えておくと色々便利なのでさらっとご紹介します。
結局Cメジャースケールのチャーチモードはドレミファソラシド
Cメジャースケールのチャーチモードを一覧できるように、表にしてみました。
見てもらうと分かる様に構成音はドレミファソラシド(CDEFGAB)です。構成音のそれぞれがルートの音になります。実際に弾いてもらったら、ルートの音を変えるだけなのに結構雰囲気が違うとわかるはずです。
度数を合わせるとより調性がとれる
チャーチモードの使い方をサクッと説明すると度数を合わせることです。例えばCメジャースケールから作られるダイヤトニックコード、AmのときにはAエオリアンを意識して使った方がそれっぽくなるよってことです。意識するってのがポイントです。前述の通り結局構成音はドレミファソラシドなので。
スケール的に扱う
それぞれのチャーチモードはスケール的に扱う事も可能です。
メジャー系
- C.アイオニアン
- F.リディアン
- G.ミクソリディアン
マイナー系
- D.ドリアン
- E.フリジアン
- A.エオリアン
- B.ロクリアン
より実用的なスケール練習が出来る
私はチャーチモードで作れる3和音や4和音の単音弾きをスケール練習に充てています。単に旋律を並べるだけでは飽きてしまいますし、運指もそれなりに複雑なものになりますので、技術的な練習にもなります。
まとめ
チャーチモードを知ってなくてもギターは弾けるし曲を作ったりアレンジしたりアドリブを取る事も出来ると思います。でもチャーチモードを知っていると、それらが円滑に行えるようになるかも知れません。私はチャーチモードのことを知ってからの方が色々楽になりました。