クラシックギター
ギターやるならクラシックギターから始めた方がいい3つの理由
独学ではありますがクラシックギターをやればやり込むほど「ギターやるならクラシックギターから始めた方がいいな」って気持ちが強くなってきています。色々理由はありますが大きく分けると3つです。
ギター演奏に理想的なフォームが身につく
クラシックギターはギター界では最長の歴史を誇ります。それゆえに演奏に関する多くのノウハウが蓄積されています。クラシックギターのフォームは数多くの奏者が試行錯誤してきた上で確立されているものなので、ギター演奏には理想的なフォームと言えます。あとナイロン弦なんで指も痛めにくいです。
他ジャンルでも応用が利かせやすい
もしかしたらクラシックギターのフォームをそのまま他ジャンルに持っていくのは無理かもしれません。しかしクラシックギターのフォームは良い音が鳴るポイントをおさえたフォームです。その感覚さえ覚えていれば他ジャンルに行っても大きなアドバンテージになります。
音符に強くなれる
クラシックギターは基本五線譜です。タブもありますがタブだけでは色々把握できませんので、五線譜も併用することになると思います。なので独学でもそこそこ音符に強くなれます。
習いに行くと完全に五線譜なんで確実に音符に強くなります。
他の楽器との連携もスムーズに
音符がわかると他パートとの連携もスムーズにいくので色んな活動形態で役立ちます。知識があると専門用語を使うことができるのでコミュニケーションが捗ります。時間は有限なので専門用語が使えるのは結構助かります。
鳴りにシビアになれる
フォームの項でも触れましたがクラシックギターは生鳴りが基本になっていますのでギター本来の鳴りに対して非常にシビアです。クラシックギターで身につけた鳴りの技術はどのジャンルでやって行くにも役立つものです。
曲を通してのダイナミクスもそうですが、コードやアルペジオの中で立たせる主旋律のあしらいなどギターの特性を余す事なく学べます。
アンプを通していては気付けない空間の鳴り
コレはエレキ畑の人の方が強く感じるかも知れません。クラシックギターは空間の鳴りが凄まじいです!まぁ環境に思いっきり左右されるのですが・・・・ギタリストとして音楽を志す者としてこの事は体感しておいて損はありません。
まとめ
ギターはジャンルによって演奏方法がかなり違います。クラシックギターを極めたからギターを極めたとはなりません。つまりクラシックギターはギター演奏に理想的な知識は与えてくれるが万能ではないと言う事です。
しかしクラシックギターの技術や知識は他のジャンルでも大いに役立ちます。もし私がこの事を知ってギターを最初からやり直せるのであれば間違いなくクラシックギターをチョイスします。
あくまでも私の主観なのでどの様に感じどの様に取り組むかは個々人次第でが、ご参考になれば幸いです。