クラシックギター

ロックギタリストがクラシックギターを独学ではじめる

クラシックギター

2018.05.16

2019.03.30

ここ何年も仕事やなんやかんや忙しくてめっきりギターから遠ざかっていたのですが、「これはすごい!私も弾いてみたい!」と思う曲とめぐりあい、いきなりギター熱が復活しました。その私のハートに火をつけた曲は村治奏一さんが演奏する「Fuoco」。

Fuocoはクラシックの曲でクラシックギターで演奏します。しかし私はカッティング&速弾きスタイルのファンクロックギタリストでエレキが本職です。つまりFuocoは私が今までに演奏してきた曲とはまるで勝手が違うのです。

しかしどうしてもFuocoが弾きたい!そんなわけで、クラシックギターをはじめる事にしました。なんでもFuocoはイタリア語で炎って意味らしいじゃないですか!なんだか運命的なものを感じます。本来なら習いに行きたいところなのですが、諸事情により独学で開始です!

エレキギターでの経験とクラシックの作法

独学で開始したの理由の1つに「エレキはそこそこ弾けたのでクラシックも何とかなるんじゃね?」的な甘い考えかがあったからです。しかしそれは大きな間違いでした。全然なんともなりません!やっぱしっかりとクラシックの作法で練習しないとダメですね。クラシックとエレキギターは別楽器です。

とりあえず暗譜する

手をこまねいているわけには参りませんので、とりあえずは暗譜する事にしました。クラシックの色々を曲の中から色々学ぼうって魂胆です。

ボトルネックの洗い出し

曲の中から学ぶって言いましたが実際はそんな格好いいものではありません。うまく弾けない箇所のあぶり出しです。演奏するとうまく弾ける箇所でそうでない箇所が一目瞭然になりますので!

で、暗譜を進めてすぐにぶち当たったのがフィンガーピッキングの運指です。とりあえず指がこれでもか!ってぐらいこんがらがりました。安定したリズムで弾くためにはフィンガーピッキングでもピック弾きのオルタネイト同様、規則正しい運指が必要なのでしょうね。全く規則正しく動いていませんでした。

アジャストが必要な箇所の洗い出し

曲を練習すると聴いているだけではわからないクラシックとエレキの相違点がより明確にわかってきます。グリスの癖やビブラート、音のカットの仕方など、とりあえず曲をなぞってみるだけでも表現方法が結構違う!ってのが見えてきます。とりあえずそれっぽく演奏するだけでもアジャストしなくてはならないことが結構あります。

動画を見る

気になる箇所は動画で詳細を確認します。クラシックの場合は奏者によって曲の雰囲気が全然違ったりするのが厄介なのですが、それでも動画から受ける刺激は相当なものです。いい時代になったなぁ〜ってボヤいていると歳がバレるのでそれは置いといて・・・・

ある程度ギターが弾ける経験者なら動画を見るとレベルの違いとそこに掛かる時間が推測できたりしますので悲観的にならない強い心が必要です。

始めてみないことには始まらない

クラシックギターを始めるにあたって、わからない事は沢山あります。例えば音量はどれぐらい必要なのか?フィンガーピックのフィンガリングもピック弾きで言うところのエコノミー的なのがありなのか?それともオルタネイトをくずしたらだめなのか?練習方法は?

考えているだけでは始まらないのでとにかく始めてみます。私の体験を備忘録とともに記録していこうかと思っていますので、同じようなことでお悩みの方は参考にしていただければ幸いです。

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