機材について

Fender PLAYER JAZZMASTER ジャズマスターレビュー

Fender PLAYER JAZZMASTER

2021.11.26

2021.11.27

フェンダーメキシコのPlayerシリーズのジャズマスターを購入したので、簡単にレビューしてみようと思います。

因みに購入の決め手は22フレット、レギュラースケールだった事とツーハムのルックスと10万円を切る価格です!

10万円切るフェンダーのジャズマスター……熱いです!

ツーハムでコイルタップ

ジャズマス、ツーハム

このジャズマスの最大の特徴はツーハムです。
ジャズマスターのアイデンティティと言っても過言ではない、あの特徴的なジャズマスターピックアップが搭載されていないのです。

なので人によってはコレはジャズマスじゃない!ってなるかも知れません。

気になる音は?

ハムバッカーの音は、個人的には扱い易くてとっても良い音だと感じました。特にクリーン系はトーンとボリュームの調整だけで多彩なサウンドメイキングが可能で、ギター本体だけでも結構楽しめます。

ピックアップにはアルニコ2が採用されていて、パワーは控えめなのですが、その分ピッキングのニュアンスを拾いまくりで、弾いていてめっちゃ気持ち良いです。

歪系のサウンドはゴリゴリのメタル系はキツいかも知れませんが、コードやパワーコードを掻き鳴らすのはめちゃくちゃ気持ち良いです。

今までトーンやボリュームはフルテンだったのですが、本機はクリーンで弾くと若干リアが弱いので、フロント時にボリュームを少し絞ったり、甘いサウンドを出したい時にトーンを絞ったりしています。
もしかしてどのジャズマスターよりもジャズに適しているかも知れません(笑)

ページ下部に本機のレビュー動画を掲載しています。

コイルタップの音は?

コイルタップの音はハムの時とキャラクターがガッツリ変わります。普通のシングルよりはやっぱり細くてシングルとして聴くとコレじゃない感があります。
特に家庭用アンプだ細さがめっちゃ気になります。しかしスタジオで大音量で鳴らすとコレはコレで使い所だと思いました。純粋に音としてはアリです。

ザグリもツーハム仕様

ザグリ

普通のジャズマスにしたかったら後でジャズマスピックアップに交換すればいいや。どうせザグリは普通のジャズマスと共通なんでしょ?
って考えで購入すると後悔します。ザグリはしっかりツーハム仕様でした。しかも割とタイトでツーハムでもクニフェなんかに積み換えるにはザグリを拡張する必要があるのではないでしょうか。ちなみにザグりのサイズは約74.2 x 45.3とメモが残ってました。

ネックがフェンダーっぽくない……でも弾きやすい!

ネックと75周年刻印

これも好みの分かれるところですが、本機のネックは全然フェンダーっぽくありません。どちらかと言うとアイバニーズに近い印象です。
アールが少なくて薄くて、フレットも大きくて、テクニカルなプレイに向いているのではないでしょうか。
ちなみに本機のヘッド裏には75周年の刻印が入っていました。テンション上がります。

良いところと残念なところ

良いところ

ルックスです!
購入の決め手でも触れましたが、ツーハムのルックスが個人的に刺さりまくりました。欲を言えばカバードが良かったです。

弦落ち対策が施されている

弦落ち対策

このジャズマスはジャズマスターの宿命とも言える弦落ちはしません!
イモネジのついたムスタングのコマが採用されているのと、テールピースが他のシリーズよりも若干前に取り付けられて、ブリッジを押さえ込むテンションが確保されているからです。

アームの使い勝手が良い

フローティングトレモロユニット

本機はアームの位置が簡単に固定できて使い勝手が凄く良いです。今までのユニットと内部的に何か違うのかな?と思い開けてみましたが、普通でした。なんでだろう?

残念なところ

ペグは重いですが、サスティーンは……全然伸びません。まあ私は音数の多いタイプなので、そんなに気にしていませんが、短いです。

イモネジは普通に外れる

良い点でムスタングのコマにイモネジが付いた物が採用されているとあげましたが、そのイモネジは演奏していると残念ながら勝手に回って外れます。普通のジャズマスターのブリッジと同じですね。
弦落ちしないことは改善できていたのに何とも残念な結果です。でも、イモネジに木工用ボンドをつけて締めるとイモネジが勝手に外れることはなくなるので、私はさほど気にしていません。
この手間の掛かるところは嫌いじゃないです。

リアピックアップのテールピースが合っていない

ポールピースがあってない

フロント、リア共に同型のピックアップが搭載されているようで、リアのポールピースが全然合っていませんでした。
この辺はブリッジを交換するかトレムバッカーに乗せ替えるか悩ましいところです。だからと言って致命的に音が悪い訳ではないので1年ぐらい弾いてから考えようかと思います。

アーミングでチューニングがほぼ狂う

本気でアーミングするとチューニングが高確率で狂います。困った子ですね。そしてクリケット奏法はできません。
この2点は何とか解決したいものです。

ピックアップセレクターの向き

トグルスイッチ

これは人によっては長所かも知れませんがピックアップセレクター、トグルスイッチの向きがネック側、ブリッジ側になっているのが使いにくいです。因みにキャビティーに余裕がないのでこのスイッチのまま向きを変えるのは不可能です。
ザグれば出来ますが……

押弦による弦落ち

ジャズ系の複雑なコードの押弦で6弦が弦落ちしやすいです。私の技量不足もありますが、ちょっとピーキーなセッティングになっています。

まとめ

良いところも残念のところもひっくるめて、このジャズマスかなり気に入りました。
残念なところの方が多い本機ですが、考え方を変えれば弄りポイントになります。ギター弄りが好きな人にはたまらない機体ではないでしょうか。

アームさえ使わなければ、ピッチの安定感もありますし、ハイテク系のギターフレーズも弾きやすいですし、そのまま使っても調整をちゃんとすればかなり優秀なギターだと思います!

ちなみに写真でアームキャップが無いのは好みで外しているからです。

下の動画はこのジャズマスターの簡単なレビューです。音出しもしてますので、ぜひご参考に。

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