機材について
Ibanez AZS2200を購入しましたのでレビューです
AZS2200買いました!
かっこいいです!
最初はAZ2204NWが欲しいと思っていたのですが、AZS2200の実物を見て一目惚れしました。
サウンドバリーエンションはAZよりも少ないが
サウンドバリエーションは5、AZ2204NWが10色なので半分ですね。あまり多過ぎても使いきれないので個人的には十分です。
ネックポジション
セレクターがネックポジションの時は、アルタースイッチがボリューム側でもトーン側でも変化はありません。
個人的にここはシリーズとパラレルになっていて欲しかったところですが、サウンドには満足していますので、欲を言えばって感じです。
ミドルポジション
アルタースイッチ、ボリューム側
セレクターがミドルポジションでアルタースイッチがボリューム側に倒れている時は、ピックアップは全鳴りです。
ちょっとパワーのあるミックストーンって感じです。
アルタースイッチ、トーン側
セレクターがミドルポジションでアルタースイッチがトーン側に倒れている時は、フロントのミニハムのブリッジ側とリアピックアップがパラレル配線で接続されます。いわゆるミックストーンって感じの音色です。
ブリッジポジション
アルタースイッチ、ボリューム側
セレクターがブリッジポジションでアルタースイッチがボリューム側に倒れている時はフロントのミニハムのブリッジ側とリアピックアップがシリーズ配線で接続されます。ちょっと鼻づまり感のあるハムバッカーって感じの音色です。
アルタースイッチ、トーン側
セレクターがブリッジポジションでアルタースイッチがトーン側に倒れている時はリアピックアップのみが鳴ります。
いわゆるシングルのリアサウンドの音です。
歪み系よりクリーン・クランチ系
ブリッジ側のピックアップが Alnico II と言うこともあり、総じてパワーはない印象です。
もちろん歪み系で頑張ればそれなりの音は鳴りますので、ハード系では全く使えないなんてことはないです。
ですがクリーン、クランチ系がめっちゃ良い感じに鳴りますので、本機の特製をいかせるのはそっちなのかなと思います。
歪みクランクとクリーンでアルタースイッチの使いわけ
私は歪みクランチ系の時はアルタースイッチをトーン側にし、クリーン系の時はボリューム側にしています。
サウンドがそっちの方が好みってのが1番の理由ですが、各セレクターの音量差も気にならなくなります。
クリーンでアルタースイッチトーン側だと、結構な音量差でした。
まあ、それを活かしてフロント側でソロ、ミドル、ブリッジ側でバッキングって使い方もありかもですね。
AZSの演奏性
Ibanezと言えば薄いネックと思われている方が本機を手にすると、驚かれると思います。全然薄くありません。むしろ分厚いです。
AZ Oval Cシェイプというらしいです。
Ibanez公式によると
ロー・フレット部では握り込みやすさ、ハイ・フレット部にかけては親指をネック裏に置くクラシカル・スタイルでの演奏性を特に配慮した形状
だそうです。
私は握り込むことが殆どなくてほぼクラシックスタイルですが、とてもしっくりきています。
慣れもあるかもですが、このシェイプは指に負荷のかかるフィンガリングをしても指が疲れにくい印象です。
ボリュームの位置もストラトタイプよりは離れていますので、ピッキングに干渉しにくいのがナイスです。
フローティングでクリケット奏法も可能
モダンギタープレイには欠かせないクリケット奏法も可能です。フローティングでセッティングする必要はあります。
私はスプリングを2本外しました。
本来の本機のコンセプトからはズレるかもですが、アーミングもやりやすくなりましたし、テンション感も良い感じなのでお気に入りです。
音の立ち上がりが良い
サドルがチタンだからなのか音の立ち上がりがすごく良い印象です。公式サイトに書いている通りだなと思いました。
あとピッチが10.5mmなのも良いですね。最初は指引きの指が入り難くてあまりピッチの狭いのは苦手だったのですが、慣れるとこっちの方が良いですね。
まとめ
私にとっては遂に出会ってしまったって感じの、ほぼ理想のギターです。軽いですし弾きやすいですし、音もルックスも好きです。
本体はポリ塗装ですがネックはローステッドメイプルのオイルフィニッシュでエイジングも楽しめます。
ステンレスフレット、ローステッドメイプル、2支点のトレモロ、アルタースイッチとモダンな仕様ですがアラフィフ親父の心を鷲掴みです。