ギター考察
クリーン系と歪み系で変わるギターのフィンガリング
普段クリーン系ばかりで弾いているギタリストが、歪み系ばかりで弾いているギタリストが、それぞれ違う系統のサウンドでプレイした時、なんか違う!って感じる事はありませんか?それはそれぞれのサウンドによって指のさばき方が異なるからです。
サウンドで変わるフィンガリングフォーム
基本的にはクリーン系と歪み系ではフィンガリングフォームが違います。クリーン系では指を立てて弾きます。その方が音の立ち上がりも良いですし、残響音がいい感じになります。それとは逆に歪み系は指を寝かせて弾くのがポイントです。あくまでも基本的になので曲やフレーズによってはこの限りではありません。
それぞれのサウンドでの検証
とりあえず、どんなもんかサウンドで検証してもらうために動画を撮ってみました。私の撮影環境では、クリーンの指寝かせはイマイチよく違いが出なかったので下記の3種類を弾いてみました。
- クリーンの弾き方でクリーンで弾く
- クリーンの弾き方で歪みで弾く
- 歪み系の弾き方で歪みを弾く
いかがでしょうか?
もっとわかりやすいフレーズをチョイスしろよ!ってのは置いといてクリーンの弾き方で歪みサウンドを弾いた時はわりとノイジーだと思います。動画ではそんなにかもしれませんが大きなアンプで大きな音で弾くと結構すごいです。
ジャンルやサウンドによってギターの弾き方は変わる
先ほどの動画ではフィンガリングで音を制御しましたが、右手の振る舞いでも結構サウンドは変わってきます。ブリッジミュートなどが代表的な例でしょうか。伴奏でもソロでもタイトなサウンドを演出することができます。ジャンルや求めるサウンドによって同じフレーズでも弾き方が変わります。
まとめ
ギターって一括りにされてしまうのが辛いほどギターには様々な演奏方法があります。同じ系統のサウンドでもパーカッシブな弾き方もあればレガートな弾き方もあります。曲やリックをコピっているとになんか違う?と感じた時はそのあたりの音の出し方にも注目してみるのも良いかもしれませんね!