機材について
Fender Fatfingerは装着するだけでギターの音が変わる素敵アイテムだった
インスタでギター動画を見ているとクリップチューナーとは違う何かをヘッドに装着しているギタリストをよく見かけます。あれは何なのか?気になって気になって仕方なかったので調べてみたらファットフィンガーと呼ばれるものでした。
ファットフィンガーとは?
ファットフィンガーはギターのヘッドに装着するだけでサスティーンが伸びたり音が変わったりする不思議アイテムです。モノ自体は・・・・ただの重りです!
ただの重りなのでホームセンターに行けば安価で代用品が探せそうですが残念な見た目になる未来しか見えなかったので素直にファットフィンガーを購入しました。
ファットフィンガーはFenderロゴも入ってて見た目的にもカッコいいので付けているだけでもテンションが上がります。
装着してみた感想
CoolZのストラトとEpiphone WildkatとFender JAPAN HybridのストラトとFender CustomshopのJaguarとYAMAHAのエレガットNTX700に装着してみました。
Epiphone Wildkat
WildkatはEpiphoneのセミアコです。ファットフィンガーは装着する箇所によっても効果が変化するらしいのですが、このギターはヘッドの形状の関係で先端にしか装着出来ず、いろんなスポットで試すことができませんでした。若干サスティーンが伸びたかなぁ・・・・・ちょっと変化に乏しかったイメージです。
デザイン的に気に行っているクラシックロゴとファットフィンガーが被るのも勿体ないので個人的にはWildkatにファットフィンガーは無しですね。
CoolZのストラト
CoolZのストラトは結構変化が大きかったです。音の伸びプラス、低音が持ち上がった感じがすごく気持ちよく、ネックを持ってる手に伝わる振動も全然違いました。
見た目的にも全然ありですね!ロゴを覆うように装着したところが鳴り的に1番良かった気がします。
Fender JAPAN Hybridのストラト
フェンダージャパンHybridのストラトも同じくボトムが持ち上がりサスティーンが強くなりました。このストラトはスプリングをビンテージの5本のやつにネックプレートをフリーダムの3mmのものに交換していますので、ある程度他のギターより鳴りの対策はしています。変化の量はその辺もあるのかなぁと思います。
見た目もフェンダー同士なのでバッチリです!スポットてきにはロゴ周りだと思います。
Fender CustomshopのJaguar
カスタムショップのジャガーも大きめの変化で同じくサスティーンが強くなりボトムが持ち上がりました。ジャガーは低音が暴れている感じだったのでファットフィンガーをつけた方が扱いやすくなりました。スケールの関係でサスティーンも弱めなのでファットフィンガーいいな!って印象です。
見た目てきにもめちゃめちゃアリです!が、ロゴに重ねて装着するのはデカールが剥がれそうで抵抗があります。
あとラッカーなので付けっ放しは厳禁ですね!
NTX700エレガット
NTX700に装着した時はサスティーンがのびたというよりも全体的にファットになった感じでした。まさにファットフィンガー!ちなみにヘッドの厚みはギリギリでした。
まぁ劇的に変化があるわけではありませんがNTXは生で使うこともあるので音圧のちょとした底上げに使えそうです。
頻繁に付け替えを行うならクッション剥がれの対策が必要
ファットフィンガー本体と留め具には本体に滑り止めのゴム?と留め具には若干滑りにくいクッション材が貼られています。
付け外しを頻繁に行うと留め具のクッション材が金属部が露出するほどズレてきます。本体のゴムも油断するとズレてくるので注意が必要ですが、留め具の方はねじって取り付ける関係上、このズレは宿命なのかなぁと思っています。
なので頻繁に付け外しを行う場合は100均椅子の足などに貼り付けるクッション材を用意しておくことをおすすめします。2cmより若干小さいですが、私は2cmのもの取り付けました。
まとめ
ファットフィンガーを最初に試した時は職場の昼休みで、弾いている私だけではなく、聴いている同僚にもわかるぐらいの変化があり、ひと盛り上がりしました。音質が変わるので好みもあると思いますが、私的にはファットフィンガーは外せないマストアイテムになりそうです。
ちなみに私が購入した時は最安のサウンドハウスでは取り扱いが終了していて最安はAmazonの2,828円でした。演奏スタイルにもよると思いますがエフェクターを買うことを考えれば安い買い物でした。