ギター考察

ギタリストとしての後悔・失敗談

ギタリストとしての失敗

2018.06.18

2019.03.01

10年単位の長いブランクがありつつもギターを楽しんでいますが、これまで後悔や失敗なくずっと楽しんできたわけではありません。「これはミスったなぁ」「あの時こうやっとけばよかった」って後悔や失敗も結構あります。そんな自分の失敗談もこれからの自分や誰かの参考になればいいなぁ〜と思いつつこの記事を綴っています。

アドリブをプレイスタイルに取り入れるのが早すぎた

ギターを始めた当初からアドリブに対する憧れは強かった方ですが、それを実際のプレイスタイルに取り組むのが早すぎたのが一つ目の失敗です。アドリブをプレイスタイルに取り組むこと自体は問題ありませんが、主としてプレイスタイルに取り組むには経験値が少なすぎました。

アドリブを取り入れるのが早過ぎることのデメリット

最終的には人によるとは思いますので一概には言えませんが、私が感じるアドリブを取り入れるのが早すぎることのデメリットは大きく分けて以下の二つのポイントです。

  • 引き出しが少なくなる
  • 色んなパターンの運指に対応できない

引き出しが少なくなる

アドリブができるようになると、なかなか完コピしなくなります!まぁ・・・個々人の性格にもよるかもしれませんが・・・とにかく完コピしなくてもスケールとコード進行がわかればそれっぽくそれなりに弾けるようになっちゃうのです!しかも即興で!となると完コピなんて面倒ですよね!

そんなこんなで早くからアドリブをやりすぎるとインプットする機会が減り結果的に引き出しが少なくなります。そんなプレイスタイルでも短い時間と少ない曲なら問題ないかもしれませんが、長時間、曲数が増えてくると段々苦しくなってきます。

色んなパターンの運指に対応できない

私の場合アドリブはメロディーのヒラメキとリックの手癖でやっちゃいます。前述のとおりインプットする機会が減ってしまうので、手癖の方がマンネリ化してしまいます。たまにきっちりカバーしようと思った時に少ないパターンの手癖でまわしてるもんですから対応するのにも時間がかかってしまいます。

得手不得手がパキッとしたアンバランスなギタリストになってしまいます。ある意味ロックな感じですね!なかにはそれでいいって方もいらっしゃるかもしれませんが、私の目指すところではありませんでした。

オリジナル曲を手掛けるのが早すぎた

もう一つはオリジナル曲を手掛けるのが早すぎたことです。これも別に悪いことではないのかもしれませんが、主として取り組むには経験値が低かったです。

オリジナル曲を手掛けるのが早過ぎることのデメリット

オリジナル曲を手掛けるのが早すぎたことによるデメリットは大きくわけていかの二つです。

  • レパートリーが少ない
  • 対応力が低い

レパートリーが少ない

オリジナル曲ばっかりやっているとレパートリーの少なさが際立ちます。厳密には自分の曲のレパートリーはあります!しかし「ギターやってたんだよねアレ弾いてよ!」のアレのリクエストにほぼほぼ応えることができないっていう悔しい想いをします。

特に歌物はライブならともかくギタリストピンで有名でないオリジナル曲をいきなり披露してもなかなか共感を得ることができません。でもレパートリーが沢山あると、場を温めてからここぞという時にオリジナルをぶっこむことができます!

よほどの名曲であってもいきなり人の関心を得るのは難しいですから、その辺はもっとうまくやれば良かったと思っています。オフ会とかオフ会とかオフ会で・・・・・(((

対応力が低い

何事も経験という言葉が物語るように沢山の曲をこなさないとなかなかナイスな対応を続けることもできません。オリジナルばっかりやっていると定石でなんとかなるシーンも遠回りしないとたどり着けないなど、余計な苦労があるかもしれません。

失敗しないためには?

失敗しないためには段階をおいて成長する。沢山の曲を演奏する。など自身がすっ飛ばしてきたことがすごく大事だったのだなぁと今更ながら思います。事例から学ぶことはギターに限らずよくあることです。自分を過信せず謙虚な姿勢で学ばなければなりませんね!

あまりにも自分が理想としているギタリスト像と現在の自分に剥離感があり今回のようなことを考えてしまいました。走っている時は気付かなかったことです。まぁ落ち着いてギターに取り組んでいる今だから気付けたことかもしれません。側から見たら今でも十分焦って見えるらしいですが・・・・・・w

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