ギター考察
ナイスギタリストになるには固定観念を取っ払うことが大事と知った
私は復帰組のギタリストで現役時代は割とギターとはこうだ!ロックとはこうだ!的な固定観念に縛られ気味でした。言葉では自分は柔軟だよ!とか言ってた気がしますが、それはゆるい人生を歩んでいただけで別に柔軟な思考だったわけではなかったと気付いたのは最近のことです。
社会での経験が考えを変えた
ギターを再開してまず最初に思ったのが「もう昔のようにはギターは弾けることはないだろう」です。自分でいうのもなんですが現役時代はものすごい勢いで練習していたので、まともに練習できる時間がほとんどない今の自分に過去の自分は超えられない!とたかをくくっていたのです。
しかし、今の自分は当時の自分と違い、様々な視点からプレイヤーとしての自分を分析することができます。これは社会で得たノウハウです。冒頭でも触れましたが現役時代の私は少なからず固定観念に縛られていました。このことを逆手にとって今の自分を高めることはできないものかと考えたのです。
練習や奏法の常識を変える
ギターの練習は最初ゆっくりからならしてだんだんと速くするのが定石です。確かにある程度の速さまではそれでうまくいくと思うのですが常識を超えるような速さ、曲芸のような速さはそれではたどり着けない、もしくは時間がかかりすぎるのでは?てな具合に定石を疑ってみることで案外成果がありました。
先人の知恵を拝借するのも良いのですが現代にあった練習方法や奏法に対するアプローチもあるかと思いますので、様々な意見を尊重する心算です。
300BPMでの練習
そんなこんなで今の自分では絶対弾けないであろう300BPMで練習してみることにしました。当然のごとく最初は全く弾けませんでした。しかし300BPMで弾けるようになる手がかりを発見することができました。下記のリンクがその時の動画をTwitterに投稿したものです。
Naru@Guitarさんのツイート: “300の世界に入門させていただこうと思ったら丁重にお断りされた。… “
全く歯が立っていません!しかし300で弾くためのコツみたいなのはなんとなくつかめました。下記のリンクはその後チャレンジした動画です。まぁ弾けているとは言えませんが、最初の動画よりはいくらかマシになっています。
Naru@Guitarさんのツイート: “今日の昼休みちょっと進歩!… “
しかし、300BPMよりも遅いけれどこれまでは弾けなかったテンポで、今までよりマシに弾けるようになりました。投稿日が前後しますが下記リンクがその時の投稿動画です。ちなみに動画は210で、この練習に取り組むまでは160がやっとって状態でした。
Naru@Guitarさんのツイート: “昼休みの光景… “
そして現在は220ぐらいで安定して弾けるようになりました!しかし同じ動画ばっかり投稿するのも気が引けたので、また時間をおいてそのうちに投稿してみようと思います。
常識を疑うのは案外難しい
固定観念や常識にメスを入れるのは案外難しいです。言ってみれば1+1=2を疑う行為に似ていますからね!こいつ頭おかしいんちゃうか!って目で見られることもあるかと思います。Twitterの音楽仲間がアポヤンドとアルアレイを同じ音でならしていました。私にとってそれは衝撃的なことで考えてもみなかったことです!
固定観念を取っ払おうと思っててもなかなかそれに疑問を持つことは難しいのです。今はギターでスラップすることは珍しいことではありません。私が現役だった頃は「まじか!」ってなるようなことです。それもスラップはベースでって固定観念を取っ払ったからこそですよね。
というわけで私は現役時代の自分を超えてやろうかと思っています。今の私には当時の私になかった発想がたくさんあります。これは私の人生で培った財産ですね!昔のスタイルはピック弾きオンリーでしたが今の私は指弾きがメインです。指弾きでも当時のスタイルであるカッティングや速弾きを決めてやろうかと思っています。