ギター考察

ギターの上達に気合いや根性は必要ない!必要なのは頭!

ギターについて考える

2018.10.20

2019.03.03

理屈ばっかり喋ってると女の子に嫌われてしまいますが、理屈を知らないことには根本解決が出来ないことがあるのも事実。真実を求めるのか、それとも女の子とのうぇーぃを求めるのか!

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「上手く出来た!」「上手く出来なかった・・・」これらを感覚的なままで済ませるのか、それとも出来た理由・出来なかった理由を知ろうとするのか。今後のギターライフはあなたの行動次第で分岐します。

理由を知らないと無駄なことばかりしてしまう可能性がある

「昨日上手く弾けた!でも今日は上手く弾けない・・・・・」
「どうしてもこのフレーズが弾けない・・・・なんでだろ???」
これらには必ず原因があります。ギターを練習するにしても原因を潰す練習をしないことには無駄にギターを弾いているだけになるかもしれません。

出来ない原因を知る

出来ない原因を大きく分けると二つ。

  • 技術が伴っていない
  • フレーズが手に馴染んでいない

本当はまだまだ細分化することができますが紹介しきれないので大雑把にこの二つとさせてもらいます。

技術が伴っていない

技術が伴っていない、つまり今の自分の技量では弾けないフレーズです。弾けないからと言って弾かなければいつまでたっても弾くことができません。体型立てて段階的に学んで行けばいずれ弾けるのかもしれませんが、今そのフレーズに挑戦していると言うことは今弾きたいわけですよね。なら弾けない原因を探るべきです。もしかしたら案外サクッと弾けるかもしれません。

フレーズが手に馴染んでいない

基本的にはフレーズが手に馴染んでいないだけなら弾き込めば時間とともに解決します。満遍なく弾き慣れていないのならまさにそれなのですが、一部だけ特にひどい!なんて場合は部分練習で対策します。そのためにもまずは原因究明です。

出来ないを探る手がかり

さて、出来ない原因を知ったところで、出来ない原因の探り方を紹介します。

超スローで弾いてみる

なるべく譜割はそのままにしてください。でもメトロノームは止めてください。そしてメトロノームでは刻めないぐらいの超スローテンポで上手く弾けないフレーズを弾いてみてください。
動きがぎこちなくなる箇所があると思います。出来ない原因はそこに潜んでいます!
多くの場合は運指に無理があるなどです。次の音のポジションが離れるのに同じ指で運指していたり、力が入りすぎていてスムーズに動かせなかったり色々あるかと思います。

超スローで問題がない場合

超スローで問題がない場合はおそらくピッキングが原因です。ピック弾きだとオルタネイトができないとか、指弾きだと連続して同じ指で弾いているとかそんなところだと思われます。

それでも原因が特定できなかったら仮説を立てる

超スローで原因が特定できず、ピッキングも問題ない場合は何かしらの仮説を立てて原因を探ります。仮説はふわっと指定まうと検証できませんので「5フレットから12フレットのポジション移動で力みすぎているのが原因」のように出来るだけ具体的に行うことが望ましいです。

そうすることにより対策を行った効果が検証できるので、例え仮説が間違っていても次のステップにすすめます。

出来ないフレーズは超スローテンポで出来る方法で弾く

出来ないフレーズの改善策は「超スローテンポで出来る方法で弾く」のがおすすめです。出来る方法ってのがポイントで出来るような運指、ピッキングを考えてトライしてみてください。ゆっくり何度も繰り返します。出来る方法を手に覚えこませるのです。力みすぎていないかなどに注意してください。

部分練習をしている場合は前後のフレーズの繋がりも注意してください。部分的にはうまく弾けても前後のフレーズのポジショニングによってベストなポジションが維持できない場合があります。そんな場合はポジショニングにも留意して課題に取り組んでください。

超スローで練習する目的

超スローで練習する目的は自分にとってベストな動きを指に覚えこませることです。スポーツのフォーム固めなんかにも取り入れられています。リズムのある世界ではリズムに合わせるために少し動きに無理をして最適な動きから外れている場合があります。リズムに合わせて速度を上げるのは超スロー練習が指に馴染んでから徐々に行うことをおすすめします。

まとめ

ギターがなかなか上達しない方、ギターの練習でつまずいた時は気合や根性でなんとかする前にまず考えてみてください。原因さえ潰してしまえば案外あっさり弾けることもあります。練習は裏切らないなんて言葉がありますが、それは「正しい練習」の間違いです。間違えた練習は簡単に裏切ります。人それぞれベストプラクティスは違うと思いますので、何が必要なのか考えて取り組むことが上達の近道だと感じます。

今回紹介した原因や対策方法はその一部でまだまだ方法はたくさんあるかと思います。あなたにとってのベストプラクティスを発見してナイスギターライフを!

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